周年事業の”リアル” Vol.2 「新聞広告、何がいいの?」
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多くの企業が新聞広告を活用する理由とは。

周年広告といえば、新聞紙面に大きく掲載された企業広告を思い浮かべる人も多いでしょう。実際、取材対象企業の多くが周年時に新聞広告を実施しています。なぜ、企業は周年という節目に新聞広告を活用するのか。その背景には、複数の狙いが隠されています。
新聞広告が選ばれる理由

新聞広告が周年施策で活用される最大の理由は、「信頼性」と「格式」です。取材対象のある製造業企業は「IR/株主対応」を主な課題として挙げており、その解決手段として新聞広告を選択しました。具体的には、投資家からの「認知が低い」という不満を受け、15周年という節目に日経新聞や地方紙への広告出稿を計画。その結果、「企業認知や好意度が上がった」と評価されています。
別のサービス業企業でも、「周年を契機に日経新聞を出したい」という社長の希望から、新聞広告へのチャレンジが始まりました。この企業では、広告出稿が「効果が高い」と評価され、さらに「社内の一体感やモチベーションが高まった」という副次的な効果も生まれています。新聞広告が単なる認知手段ではなく、社員のモチベーション向上にも寄与することは注目に値します。
新聞広告の効果測定

一般的に新聞広告の効果測定はできないと思われがちですが、新聞広告共通の調査プラットフォームで計測が可能です。ある企業では、周年のタイミングで新聞広告掲載後にスコアが上がったことが報告されています。
また新聞広告を出稿したのち、バナー広告経由のWEBサイトへの訪問数が1.5倍に増加した企業もありました。このように周年施策としての新聞広告を通じて、定数的な効果を発揮する場合があると言えるでしょう。
さらに新聞広告そのものが持つ信頼性の高さ、そして同じ業界のステークホルダーで認知されるケースが多く、「良い広告だね」といった定性的な反響が得られることがあります。
ある企業では別刷りをショールームに飾っており、社内や訪れた人との会話のきっかけとなっています。つまり、新聞広告の効果は、数字的な面に加えて「組織文化の醸成」や「ブランド認知の深まり」といった定性的な評価をされる傾向があるのです。
新聞広告を活用する多様な狙い

新聞広告が採用される背景には、多様なビジネス目的が存在します。「認知・好意度向上」を主な課題としていた企業では、新聞広告を通じて「企業認知や好意度が上がった」ことに加えて、「社内の一体感やモチベーションが高まった」という二重の効果も得ています。
一方、製造業や運輸・物流業といったBtoB企業では、新聞広告が「IR対応」や「地域との関係強化」といった特定の目的に特化して活用されています。地方紙や業界紙を選択することで、自社の工場がある地域の関係者や、特定の業界ステークホルダーに効果的にアプローチしているのです。
社内への波及効果

新聞広告の意外な効果の一つが、「社内への波及」です。取材対象企業の多くでは、新聞広告の掲載が「社内の一体感やモチベーションが高まった」という評価を受けています。理由は単純で、新聞に企業名とメッセージが大きく出ることで、社員が「自分たちの企業は外部からこのように見られている」と認識し、誇りを感じるようになるのです。
さらに興味深いのは、新聞広告がきっかけで「次の施策の方向性が変わる」というケースも報告されています。従来のタレント起用から、SNSを重視した若年層向けのアプローチへのシフトなど、新聞広告の実施を通じて企業のマーケティング思想そのものが進化する可能性があるのです。
新聞広告の活用シーン
取材から見えたのは、新聞広告が最も活躍するのは、「企業の格式を伝える必要がある場面」であるということです。株主向けのメッセージ、地域社会への大きな約束、業界内での自社の立場を示すなど、単なる商品認知ではなく、「企業そのもの」を伝える場面で、新聞広告は強力な武器となります。
周年という節目に新聞広告を活用することで、企業は対外的には「安定性」と「実績」を、対内的には「誇り」と「一体感」を、同時に醸成できるのです。デジタル化が進む現在だからこそ、新聞という伝統的なメディアが持つ「格」と「信頼」の価値が、改めて見直されているのではないでしょうか。
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