• ADEX plus

YouTube(TrueView)完全視聴率は40%以上。商品形状を活かした戦隊キャラクターで、ライバルとの差別化に成功!



クライアント:株式会社 新進

商品:手間いらずシリーズ

作品:「ベジタブル戦隊テマイラーズ」

アウトプット:TVCM・Web動画CM

アイデアとプランニング、そして、クリエーティブの原点は“売りの現場”にあり


 株式会社新進は漬物など野菜加工品を主力とする食品メーカー。特に福神漬は家庭用・業務用を問わず高いシェアを誇ります。

優に1世紀を超える歴史の中で培った様々な野菜加工の技術を活かして、数年前、新領域の商品を開発。「スタンドパウチ入りすりおろし野菜」である「手間いらず」シリーズとして、まず大根おろしをリリースし、その後きざみ生姜やとろろ芋などラインナップを拡充してきました。


 「焼き魚には大根おろしが欲しいけど、時間がかかる」「年を取ると大根をおろすのも一苦労」といった利用者の声を、当時のトップがスーパーを訪れた際に直接聞き、開発に着手。すり下ろした野菜は、時間が経つと水分と固形分が分離しておろしたての食感が失われたり、酸化などの劣化が起こりやすくなったりしがちですが、それを独自の技術で解決し、冷蔵保存に耐え、キャップをとって絞ればすぐに使える画期的な商品「手間いらず」シリーズを生み出します。

 発売後は順調に店舗導入率や売上アップが進んできましたが…伸びる市場には競合商品が現れるもの。主力である「大根おろし」に、大手の日配食品メーカーが参入するという情報をキャッチします。売り場の中でも冷蔵コーナーはスペースが限られるため、熾烈な競争にさらされるはず。先行商品の「手間いらず」シリーズとはいえ、なにも対策をしないわけにはいきません。いかに棚を守り、売上をさらに伸ばしていくのか…。それが今回のミッションでした。

 さまざまな分析を重ねる中でたどりついたのが、「手間いらず」シリーズだけの形状である「スタンドパウチ入り」という特長を押し出すこと。差別化につながり、売り場の確保だけでなく、使いやすさを印象づけることで売り上げにつながるのではないかと考えました。

しかし、商品の形状なんて、そのまま伝えてもなかなか振り向いてもらうことはできません。動画広告をスキップできるYouTube等での活用も考えると、見たくなる+見続けたくなる工夫が必要。また「スタンドパウチ入り」という形状だけでなく、大根おろし以外にも色々な野菜のすりおろし商品があるのも「手間いらず」シリーズの特長。限られた広告費の中で、大根おろしの差別化を図るだけでなく、ラインナップとしての売り場確保にもつなげていきたい。

スタンドパウチ入りのラインナップを、見たくなる+見続けたくなる、楽しい表現で…。その名も「テマイラーズ」


 そこで浮かんだのが「商品の形状を活かした戦隊ヒーローキャラクターを登場させる」というアイデアでした。その名も「テマイラーズ」。「手間いらず」シリーズが戦隊ヒーローに変身して、食事前の家族にいじわるする妖怪「鬼おろし」を「テマイラーズ」がノズルから放つ必殺技「おろしビーム」で退治…!

今までADEXが担当してきた「手間いらず」シリーズのCMとは全く違う方向性の企画。まさか採用いただけるとは思っていなかったのですが、流通戦略と表現戦略がマッチし実現に至りました。ヒーローたちのCGは、実際の戦隊シリーズでスーツを着てアクションを撮っている「中の人」に演じてもらい、その動きをトレースした本格派。動画本編は新進コーポレートサイトでご覧いただけます。


新進コーポレートサイトへ

 https://www.shin-shin.co.jp/


 アイデアと気合を込めて制作した「テマイラーズ」。2019年12月後半からの約1ヶ月間、YouTubeで動画広告(TrueView)を行ったところ、動画の完全視聴率が驚異の41%に達しました。地上波でもオンエア予定がありますので、楽しんでご覧いただければ幸いです。

最新記事

すべて表示

広告効果検証についての論文が日経広告研究所報に掲載

日経広告研究所報10月号にアデックスの広告効果検証についての論文が掲載されました。 タイトルは、「テレビ広告を軸としたクロスメディア展開の広告効果検証-キャンペーン結果からの考察」です。 広告効果の重要性が問われる中、広告の受け手にとっての意味のある変化を把握し広告効果をどのように測ればよいのか?…著者が従事している具体的な事例からその分析手法と分析結果について紐解き、様々なKPI視点から広告効果

Copyright : NIHON KEIZAI ADVERTISING CO., LTD All Rights Reserved.