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戸上電機製作所(本社:佐賀県佐賀市)の創立100周年を記念し、ADEX日本経済広告社は企業リブランディングの一環として新たなTVCM「使命は巨大」篇を制作しました。本CMは、2025年3月12日より佐賀県・福岡県にて放映を開始いたします。


1925年の創業以来、戸上電機製作所は電気の安定供給を支える配電・制御機器の総合メーカーとして、社会の発展と人々の快適な暮らしに貢献してまいりました。今回100周年という節目に際して、企業の未来を担う若い社員に向け、①自社の社会的意義を再認識する②企業の使命に誇りを持つ③100周年を契機に次の100年に向けた挑戦の意識を醸成することを目的として、ブランドステートメント「社会を止めない、挑戦は止まらない。」を策定しました。このステートメントのもと、「躍動感と期待感」を持たせたTVCMを展開することで、企業の存在意義と未来への挑戦を強く印象づけることを目指しました。


100周年リブランディングTVCM「使命は巨大」篇


本CMでは、電気が日常生活のあらゆる場面を支えている様子を映し出し、その背後にある戸上電機製作所の存在を表現しました。


またCMソングには、100周年記念スローガン「さぁ挑もう つくろう かえていこう」の精神を込めたオリジナル楽曲を採用。歌詞には『TOGAMI』というフレーズを組み込み、耳に残るメロディーとともに社名認知の向上を狙いました。


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<歌詞(一部抜粋)>

Let’s change Let’s change We are always there We always hope and support Every move, a brand new start We’ll make a difference Let’s rise, make it real Let’s build, make it real Together Togami will challenge Together Togami will create


<和訳>

変えようよ。変えようよ。 私たちはいつもそこにいる 私たちはいつも願い、応援している。 全ての行動が新たなスタートになる。 私たちが変えていく。 さぁ、立ち上がろう。 さぁ、つくりあげよう。 ともに(力をあわせ)、トガミが挑む。 ともに(力をあわせ)、トガミがつくる。


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100周年という節目を迎えた戸上電機製作所は、リブランディングTVCM「使命は巨大」篇を通じて、企業の使命と未来への挑戦を発信します。

本CMをきっかけに、戸上電機製作所の社会的価値がより多くの人々に認識され、さらなる発展の一助となることを期待しています。


本CMは、2025年3月12日より佐賀県・福岡県にて放映されます。Youtubeの戸上電機製作所公式チャンネルにもアップロードされておりますので、ぜひご覧ください。


▶ TVCM「使命は巨大」篇(YouTube)



《 プロジェクト・スタッフ 》


クリエーティブディレクター  石神 伸幸

プランナー  山口 貴明、石宗 舞花、太田 唯斗

アカウントプランナー  小林 練



ADEX日本経済広告社では、企業ブランディング・周年広告等を課題とした様々な展開・実績がございます。お気軽にご相談・お問合せいただきたいと存じます。

●ADEX plusについてのお問い合わせはこちら:CONTACTページ




ADEX(株)日本経済広告社は、弊社クライアントである(株)アサンテ 様のプロモーションの一環として「おうちながもちプロジェクト」を企画、実施しました。業界のリーディングカンパニーを支える戦略と感性について、中心となった3人にインタビューをしました。



・左 ストラテジック・プランナー 表 千歩 

・中央 プランナー 児玉 京香

・右 アカウントプランナー 友利 桂都 



若い感性で刷新、効果を実感できたTVCM。


ー アサンテさんとの取引はどのように始まったのでしょうか?


友利:

アサンテさんとのお付き合いは、もう10年以上前にさかのぼります。当時、私の上長が新規開拓の営業担当をしていた時期に、最初の案件を受注することができました。



ー そこから長いお付き合いになったのですね。具体的にどのように取引が発展していったのでしょうか?


友利:

最初は小さな案件からスタートしましたが、徐々に信頼関係を築くことができたとお聞きしています。私は数年前に営業担当となり、先方担当者が変更になったタイミングで、より密な連携が取れるようになりました。


表:

友利さんは本当にクライアントに愛される営業なんですよ。

いわゆる「刺さっている」営業です。


友利:

やめてください(笑)ただ先方には大変良くしてもらっています。もちろんそれは私だけではなくて…表さんと児玉さんというブレーンがいる「ADEXチーム」として評価していただいていると思います。



ー これまではどのようなクリエーティブを制作しましたか?


表:

私はプランナーとして友利さんが加わる数年前から担当していますが、昨年はTVCMを刷新しました。この『シロアリ音頭篇』は、問い合わせ数の増加に大きく貢献しました。この企画は児玉さんが考えてくれて。


児玉:

シロアリが出たら真っ先にアサンテが思い浮かぶように考えていたら「炭坑節」のフレーズが思い浮かんだんです。昔から愛されている楽曲だからこそ、小さい子が口ずさむことで親世代、祖父母世代への認知に繋がりそうだなと。なによりNo.1企業としてのアサンテの安心感を伝えられる、そう考えて企画しました。


表:

放映後、指名検索(アサンテの社名を直接検索する数)が明らかに伸びました。これは広告の認知度向上だけでなく、ブランドの信頼感が高まった証拠だと考えています。



児玉:

先方の営業現場の方から「CMによる問い合わせ増加を初めて実感できた」と評価いただきました。実際にダイレクトにお客様から評価いただけたのはクリエーター冥利に尽きるものですね。



世の中の課題と商品を結びつける新たなクリエーティブ。


ー 次の施策へはどのようにつながったのでしょうか?


友利:

CMをローンチした後に「繁忙期以外の施策をできないか」と相談をいただきまして。


児玉:

というのも、害虫駆除というビジネスモデルは繁忙期が明確に決まっています。言い換えれば、その期間外にできることが少ないという課題を抱えていたんです。


表:

最初は「オリジナルキャラクターを作ってみたい」とお話もあったんです。しかしブランド調査やターゲット構造を分析していく中で気付いたことがありまして。それはシロアリが出ていない時にキャラクターを露出させてもお客様は自分事化できないことです。シロアリの被害を感じられない時期だからこそ、ターゲットに身近な事柄と紐づけることで、シロアリ駆除の必要性を感じてもらうことを目指しました。そこで着目したのが「防災としてのシロアリ防除」です。


友利:

実はシロアリ被害にあっている家屋は、地震が起きた時の倒壊率が高まったというデータがあります。それを知った時はシロアリ対策が命を守ることにもつながるのだと驚きました。


児玉:

昨今は能登半島地震をはじめ、大きな被害となった地震災害が話題に上がっているタイミングでした。だからこそ世の中の時流に合わせた提案をしたんです。


友利:

依頼をいただいたとはいえ、チャレンジングで自主提案に近いご相談でした。ですので、しっかりとビジュアルを作り込んで最初の提案を実施しました。



ー レントゲンのビジュアルが非常に印象的です。


表:

このビジュアルは最初期から構想にありました。ターゲットである老朽化した家屋を持つ人は高齢の方が多く、自分の健康が気になるため親近感を持ちやすいと考えたんです。



ー 緻密な戦略からインパクトのあるクリエーティブにつながっているんですね。先方の反応はいかがだったのでしょうか?


表:

とても良い反応でした。課題の発見、ターゲット設定からのラフ案までのご納得いただき、この施策をやりたいという気分を高められたことが良かったと考えます。


友利:

いままでのクリエーティブはポップなものが多かったんですが、今回のシリアスな表現は繁忙期以外という時期も含めて新しい取り組みと評価いただいています。



ブランドと共に目指す3人の展望。


ー 最後に、今後のアサンテとの取引やクリエーティブ戦略についての展望を教えてください。


表:

今回はPRとしてシロアリと倒壊のリスクを結びつけることができたと思います。今後に震災がおきたときに家の倒壊を少しでも減らし、命を守ることに貢献する社会的な取り組みとして、ただのサービス認知を促すだけでないブランドの価値を高めたいと思います。


児玉:

そもそもシロアリ駆除って自分事化しにくいものなんです。私たちがアサンテのビジネスをサポートすることがシロアリ防除の重要性そのものを拡げることになるので、これからもその必要性をしっかり伝えられる広告を企画できればいいなと思います。


友利:

今後も、より一層ターゲットに寄り添った広告戦略を展開していきたいと考えています。きちんと売上に直結させるプロモーションで、KPIの認知度ではなくKGIとして売上を増やしたいですね。アサンテさんとは長年の信頼関係があるので、これからもパートナーとして共に成長していけるよう努めていきたいです。


ー ありがとうございました。





《 プロジェクト・スタッフ 》


ストラテジック・プランナー  表 千歩

プランナー  児玉 京香

コピーライター  表 千歩、武田 大輔

アカウントプランナー  武田 大輔、友利 桂都

メディアプランナー  黒田 理恵



ADEX日本経済広告社では、企業ブランディング等を新しい広告・コミュニケーションを課題とした様々な展開・実績がございます。お気軽にご相談・お問合せいただきたいと存じます。

●ADEX plusについてのお問い合わせはこちら:CONTACTページ


前編では、就活生全体のマインドの変化について詳しく分析し、さらに、それぞれの特徴をもとにいくつかのクラスターに分類。就活生の価値観や行動の変化がどのように影響を及ぼしているのかを掘り下げ、それぞれのグループごとに異なる特性を明らかにしました。


後編では、就活生がどのようなメディアや広告と接触しているのかに焦点を当て、その傾向や特徴を詳しく探ります。情報収集の際に活用する媒体の変化や、広告に対する反応の違いに着目し、就活生の意思決定プロセスにおいてどのような影響を受けているのかを考察します。



・変わる新卒採用における『企業選定』。「風通しの良さ」が「知名度」の4倍以上に。

・能力よりプライベート重視の『働き方』を選択する就活生たち。

・企業選定✕働き方におけるクラスターの全属性で「仕事もプライベート~」がトップに。理系学部では、希望職種や専門性に対するこだわりも。

・自由回答から見る就活マインドでは、コロナ禍が安定性重視を加速。

・メジャー好き、プロ志向、やりがい~平均像とは異なる3つのクラスターとは。

・フリーワードから見えてくる特徴的クラスター毎に重要視する価値観。


■就活生の傾向とタイプ別分析~

 後編:影響を受けた広告はやはりデジタル。特に動画が有効。



就活の始まりは「知ること」から。

「企業を知っていること」が影響した学生は6割に。


(図8)

※BtoB企業:BtoB企業へ就職した人

 BtoC企業:BtoC企業へ就職した人

 文系学部:文系学部出身の人

 理系学部:理系学部出身の人


調査結果によると、「とても影響した」が19.6%、「まあ影響した」が38.0%と、合計で57.6%、約6割の学生が企業の知名度が就職活動に影響を与えたと回答しています。このことから、企業の知名度が学生の企業選びにおいて大きな要素となっていることがわかります。


特に、就職活動を始める前の段階で企業名やブランドイメージが学生に認知されているかどうかが、エントリー数や志望度に直結する可能性が高いと考えられます。



半数の就活生のエントリー数は10社以下。

理系では4割が3社以下という結果に。

(図9)


学生がエントリーする企業数で最も多いのは「4~10社」で29.4%を占めています。また、「3社以下」と回答した学生も24.9%と一定数存在しており、全体の半数以上が「10社以内」にエントリーを絞っていることがわかります。この結果から、多くの学生が比較的少ない企業数に集中してエントリーしている傾向が見て取れます。


性別や就職希望先(業界・企業規模など)による大きな差は見られないものの、理系・文系の間では顕著な違いが見られます。特に「3社以下」と回答した学生の割合は、文系では16.3%であるのに対し、理系では39.3%と約4割に達しており、理系学生の方がエントリー数を絞る傾向が強いことが明らかです。


このように就活生優位の状況から、エントリーする企業の数は減少傾向にあり、その傾向は理系ではさらに顕著です。

その数少ないエントリー社の一つに選ばれるには、就活が始まる前段階から知名度を上げておくことがやはり重要となると考えられます。



就活生が影響を受けた広告とは。

WEB広告やSNSに次いでテレビと交通広告が横並びに。

(図10)


就活生が広告に影響を受ける場面として最も多かったのは「WEBサイトを検索/閲覧しているとき」で32.3%を占めています。次いで「SNSを見ているとき」が22.8%、「電車/新幹線で移動しているとき」をはさんで「動画サイト」が15.8%と続き、就活生にとってデジタル環境で触れる広告が大きな影響力を持っていることが明らかになっています。これらを合計すると、デジタル系の広告が全体の約7割を占めており、就活生が企業情報を得る際にオンライン上での広告接触が重要な役割を果たしていることが伺えます。


一方で、デジタル以外の広告媒体も一定の影響力が存在しています。「電車/新幹線で移動しているとき」が15.9%、「テレビを見ているとき」が15.6%、「街にいるとき」が12.5%と、交通広告や屋外広告、さらにはテレビCMが就活生にとっても影響を与えていることがわかります。特に、テレビ広告・交通広告・屋外広告はほぼ同等の影響力を持っており、デジタル広告全盛の時代においても、リアルな場面での広告接触が就活生の企業認知に寄与しているといえるでしょう。



企業の動画広告は新卒採用に効果あり。

BtoB企業志望や理系学部の学生には大きく関与。

(図11)


企業の動画広告に触れて影響を受けたことがあると回答した就活生は、「頻繁にあった」が13.2%、「あった」が51.1%で、合計すると64.3%、約6割を超える結果となりました。このことから、動画広告が就活生にとって企業の認知や印象形成において重要な役割を果たしていることが明らかです。


さらに、回答を属性別に分析すると、男性、BtoB企業を志望する学生、理系学部の学生は、動画広告の影響を受けた機会が多い傾向が見られます。さらに、特に理系学生は、専門性の高い職種や業界に関心を持つことが多く、動画広告を通じて企業の技術力や事業内容を視覚的に理解する機会が多いと考えられます。また、BtoB企業においては、一般的に知名度が高くはない場合が多いため、動画広告を活用して自社の事業内容や魅力を効果的に伝えることが、就活生の興味を引くきっかけとなっている可能性も高いと考えられます。



就活生は視聴時間もタイパ重視。

できれば1分、長くても3分程度まで。

(図12)


就活生が視聴可能と考える動画広告の長さについて、最も多かった回答は「内容にかかわらず1分程度がいい」で29.8%、次いで「内容次第で3分まで」が18.4%でした。この2つを合わせると48.2%、ほぼ半数の就活生が「1~3分程度」の動画広告を許容していることがわかります。この結果から、就活生にとって動画広告は短時間で要点を伝えることが重要であることが示唆されます。


さらに、属性別に見ると、女性やBtoC企業を志望する就活生は、より短い尺の動画を求める傾向が顕著です。これは、BtoC企業が提供する商品やサービスが比較的身近で直感的に理解しやすいことや、女性が効率的に情報を得たいと考える傾向が影響していると考えられます。一方で、男性やBtoB企業を志望する就活生は、比較的長めの動画広告を許容する傾向が見られます。特にBtoB企業の場合、事業内容や技術力、社会的な役割などを深く理解するために、ある程度の情報量を含む動画が求められることが背景にあると考えられます。



TVCM・WEB動画広告・OOH広告など

就活生のタイプに合わせた広告制作を。


就活生だけではなく親やステークホルダーなど多くの層に訴求可能なTVCMは現在も有効な訴求方法ではあります。が、TVCMにかかるコストなどでハードルが高いと感じる企業には、WEB動画コンテンツを活用した認知度アップ施策は取り組みやすく有効な訴求展開と言えます。調査結果でも、「動画サイト」は、広告接触の場面として第4位(15.8%)に挙がっており、「WEBサイト」「SNS」「交通広告」など、さまざまな場面で動画コンテンツが中心的な役割を果たしていることがわかります。

(図13)


ただし、動画の尺については「タイパ(タイムパフォーマンス)重視」の傾向に留意が必要です。多くの就活生が「1分程度」や「3分まで」の短尺動画を好む一方、ターゲット層によって適切な長さが異なります。たとえば、理系女性に多い「プロ志向」タイプは3分程度までの短尺動画を好む傾向があり、例えば、専門性や具体的な業務内容を簡潔に伝える動画が効果的と考えられます。一方、社会貢献を重視する「やりがいタイプ」は、「10分程度まで」「それ以上」が多く回答されているように長尺動画も許容するため、例えば、共感できる内容やストーリー性や感情に訴える内容であれば尺は長くても有効な訴求が可能となると考えられます。


このように、求める就活生のタイプを見極め、それぞれに適した動画コンテンツを制作することが重要です。短尺動画で効率的に情報を伝えるか、長尺動画で深い共感と理解を得るか、ターゲット層に合わせた柔軟な戦略が採用活動の成功につながります。



2025年度以降の就職活動を成功させるために


就活生の価値観や行動の多様化が進む中、企業はターゲットに合わせた柔軟な採用戦略が求められています。クラスターごとの特性を踏まえつつ、デジタル広告や動画コンテンツを活用した情報発信が鍵となります。特に、短尺動画は多くの就活生に好まれる一方で、ターゲットによっては長尺動画も効果を発揮します。各クラスターのニーズに応じた適切な媒体選定とコンテンツ制作を行うことで、効率的かつ効果的な採用活動を実現が求められます。



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■調査概要

・対象エリア :日本全国

・対象者条件 :就職活動経験のある4年制大学卒

   新卒入社1~3年目の会社員(正社員)

・有効回答数 :800

・調査手法 :インターネット調査

・調査期間 :2024年7月12日~22日


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